ISIS-2 Second International Study of Infarct Suvival

アスピリンは生誕110年を迎え、その歴史の中で豊富なエビデンスが蓄積されてきました。
目的 急性心筋梗塞が疑われる患者において、血栓溶解薬ストレプトキナーゼ及びアスピリンの早期投与による単独、併用療法の効果を比較検討
デザイン ランダム化、プラセボ対照、二重盲検、2×2 factorial、intention-to-treat解析
実施国 16ヵ国
追跡期間 平均15ヵ月(最大34ヶ月)
対象 AMI発症が疑われてから24時間以内の患者、17,187例
群構成 アスピリン(腸溶錠160 mg/日)群 〔n=4,295〕
ストレプトキナーゼ(150 万U)群〔n=4,300〕
アスピリン、ストレプトキナーゼ併用群〔n=4,292〕
プラセボ群〔n=4,300〕
結果 治療開始後5週間の血管死は、ストレプトキナーゼ投与群とアスピリン投与群でともにプラセボ群に比べ、有意に減少。 また、併用群は、各薬剤単独群に比し有意に血管死を抑制。
有害事象 軽度の出血:         ストレプトキナーゼ vs プラセボ: 3.5% vs 1.0%
  アスピリン vs プラセボ: 2.5% vs 1.9%
  アスピリン、ストレプトキナ
ーゼ併用 vsプラセボ:
3.9% vs 0.8%
重度(輸血を要する)出血: ストレプトキナーゼ vs プラセボ : 0.5% vs 0.2%
 アスピリン vs プラセボ: 0.4% vs 0.4%
 アスピリン、ストレプトキナ
ーゼ併用 vsプラセボ:
0.6% vs 0.3%
Lancet 2 : 349-360, 1988

血管死の経時的推移

Lancet 2 : 349-360, 1988

入院期間内のイベント発症数

Lancet 2 : 349-360, 1988