What's New
バイアスピリンについて
抗血小板剤による治療
脳卒中とは
抗血小板療法
抗血栓薬の休薬・継続
抗血栓療法Q&A
アスピリン関連ガイドライン
お役立ち素材集
バイアスピリンライブラリー
ガイドラインとそのエビデンス
プレイオトロピック作用
学会・セミナーのお知らせ
リンク集
  • 日米欧 脳梗塞のガイドライン Aspirin GradeA Class1
  • 専門医が解説する バイアスピリン プレイオトロピック作用
  • バイエル ペーパークラフト
  • 抗血栓療法トライアルデータベース
  • ASPIRIN CARDIO
  • アスピリングリーティングカード
  • ARRIVE
  • 医師のための法律講座

下記サイト内の会員専用ページは、
「バイエル薬品医療関係者向け情報サイト
Bayer Health Village Professionals」の
ID・パスワードにてアクセスいただけます。

  • バイエル薬品 医療関係者向け情報
  • 高血圧・狭心症治療剤 アダラートサイト
  • 高リン血症治療剤 ホスレノールサイト
  • 食後過血糖改善剤 グルコバイサイト

抗血栓療法Q&A

通常用量への切り替えはいつ行うのか
解説:橋本洋一郎 先生 熊本市立熊本市民病院神経内科部長

 よく知られているように、脳梗塞急性期におけるアスピリンの効果を証明したのは、ISTとCASTの 2 つの大規模臨床試験である。ISTでは、発症48時間以内の急性期患者19,435例をアスピリン300mg/日投与群と非投与群に無作為に割り付け、2 週間観察した。CASTでは、同じく発症48時間以内の20,655例に、アスピリン160mg/日またはプラセボを投与し、4 週間追跡した。そして、いずれの試験でも、アスピリンは有意なリスク減少効果を発揮したのである。

 これらの成績から、欧米や日本のガイドラインでは、発症48時間以内の脳梗塞急性期患者に対して160~300mg/日のアスピリン投与が推奨されている。一方、慢性期の二次予防に関して、日本では75~150mg/日が承認されている。すなわち、いずれかの時点で急性期の用量から100mg/日前後の維持用量に減量することが必要となる。しかし、このタイミングについては、世界的にもコンセンサスの得られていないのが現状である。

 私たちは、ISTおよびCASTの投与期間を踏まえ、第一病日より200mg/日を 2 週間投与し、その後100mg/日にて維持することを基準としてアスピリンを処方している。ただし、事前に依頼しているにもかかわらず、退院後の治療を担う実地医家で、維持用量への減量をためらうケースがある。専門病院の処方を変更することに、抵抗を感じているようだ。こうした点から現時点では、急性期用量は 2 週間を原則としつつ、退院を 1 つの目処とするのが、現実的な線引きではないかと考えている。


Medical Tribune 2005年12月22、29日号「脳を救う医師たちの闘い 脳梗塞急性期治療の最前線」より転載

What's New | バイアスピリンについて | 抗血小板剤による治療 | お役立ち素材集
バイアスピリンライブラリー | プレイオトロピック作用 | 学会・セミナーのお知らせ | リンク集